初めて飲む焼酎はどんな焼酎がいい? おすすめの焼酎は? 

お酒を飲まない人が、何かをキッカケに「ビールを飲んでみたい」とか「ワインを飲んでみたい」とか「日本酒を飲んでみたい」と思ったことはあるでしょう。
でも、いきなり「焼酎を飲んでみたい」と思うことは少ないかと思います。
焼酎って、それだけ大人のお酒というか、お酒飲みのベテランが飲むお酒なのかもしれません。
というか、焼酎というとオヤジのイメージでしょうか(笑)
でも、ここでは、お酒をほとんど飲んだことのない人が「焼酎を飲んでみたい」と思ったことを想定して、焼酎のアドバイスします。
女性のあなたもオヤジになってみませんか?
焼酎も奥が深くてけっこう楽しめますよ。

この記事は、焼酎の専門的なことを書くブログではないので、理屈っぽいことはできるだけ書かないことにしますが、少しは書かないと説明できないこともありますから、最低限のことは書きますね。
我慢して読んでください。

1.お酒は製造方法により『醸造酒』『蒸留酒』『混成酒』に分かれます
2.焼酎には『甲類』『乙類』という区分があります
3.焼酎『甲類』
4.焼酎『乙類』
5.焼酎の割り方(飲み方)

6.まとめ

1.お酒は製造方法により『醸造酒』『蒸留酒』『混成酒』に分かれます

お酒は製造方法により『醸造酒』『蒸留酒』『混成酒』に分かれます。
醸造酒は、穀物や果実などを酵母でアルコール発酵させて造ったお酒で、出来上がったらほぼそのままの状態で飲みます。
日本酒やワイン、ビールなどが、それぞれ製造方法は違いますが醸造酒になりますね。
ついでに言うと、醬油や味噌も発酵作用によって造りますから醸造して造られたモノに含まれます。

蒸留酒は、簡単に言うと「醸造酒」を熱して造ります。熱すると、水は100度で蒸発しますがアルコールは80℃弱で蒸発するので、その温度差を利用するんです。
上記から、水より先に蒸発するのはアルコールですよね。簡単に言うと、先に蒸発した蒸気を集めて冷やし、再び液体に戻したお酒が蒸留酒です。
先に蒸発して行った気体はアルコールが多く集まるので、蒸留酒醸造酒よりアルコール度数が高くなります。

混成酒というのは、醸造酒蒸留酒を原料にして果実、薬草、ハーブ、香料、甘未料などを加えて作ったお酒で、例えば梅酒は混成酒になります。
この記事では、混成酒についてはこれ以上触れません。

焼酎は、上記の3つの種類の中で『蒸留酒』の仲間になりますね。
超ザックリいうと、米から造った醸造酒の日本酒を熱して蒸留すると米焼酎に。
ビールを熱して蒸留するとウイスキーまたは麦焼酎に。
ワインを熱して蒸留するとブランデーになります。

ブランデーってブドウから造られたものって知ってました?
お酒を飲まない人は知らなかったのでは??
ちなみに、泡盛、ジン、ウォッカ、テキーラなども蒸留酒の仲間です。

2.焼酎には『甲類』『乙類』という区分があります

焼酎が蒸留酒だということはわかりました。
その焼酎は製法の違いで、さらに『甲類』『乙類』という区分に分かれます。
甲類、乙類なんて聞くと、なんでそんな名前にしたんだろう? と思いますね。これは、酒税法という法律に由来しているからです。
昔は、品質や成績のレベルを示す方法として甲乙丙という分け方があったので、乙類焼酎は甲類焼酎に劣るのか? なんて思うかもしれませんが、そんなことはありません(笑)
優劣の区分ではありませんよ。
甲類と乙類の違いは製造方法(蒸留方法)の違いで、甲類焼酎は「連続式蒸溜」、乙類焼酎は「単式蒸溜」という方法で造られます。

3.焼酎『甲類』

「甲類焼酎」の原料は一般的にサトウキビで、糖蜜と呼ばれています。
甲類焼酎は「連続式蒸溜」という機械(システム)の中で、発酵している醪(もろみ)を何回も蒸留し、不純物を取り除く感じになるので、香りがほとんどないクリアでスッキリした味の焼酎が出来上がります。
その甲類の焼酎はレモンサワーやカルピスサワーなど、居酒屋によくある『サワー類』に使われることが多いです。
割り材の風味の邪魔をしませんからね。
もちろん、甲類焼酎に割り材を使わないでロックや水割り、お湯割りにしても楽しめます。
でも、それは上級者向けかな。

4.焼酎『乙類』

これに対して『乙類焼酎』は、原料が麦だったり、芋だったり、米だったり、蕎麦だったり、ラーメンだったり…いろいろです。
あ、ラーメンは嘘ね(笑)
乙類焼酎は、通常「単式蒸溜」の機械の中で基本的には1回蒸留するだけなので、例えば原料が麦なら麦の香りが蒸留された液体に残ります。単式蒸留の方法もひとつだけではなく、さらに区分されますが、ここでは説明を省きます。
その、原料の香り(風味)が残るというところが甲類焼酎との大きな違いで、その香りを楽しむのが乙類の焼酎の面白いところです。しかし、その反面、原料のクセも残るので飲む人の好みが大きく分かれますね。

中でもクセが少ないのは、麦焼酎か米焼酎なので、そのどちらからスタートするのがおすすめです。
僕は香ばしさが感じられる麦焼酎をおすすめします。
逆に、初めて焼酎を飲む方が飲みにくいのは芋焼酎ですね。芋焼酎はサツマイモから造るので飲みやすい気がしますが、意外とクセがあって初心者は嫌うことが多いです。飲み馴れると別の意味でクセになりますが(笑)
ここではこれ以上書きませんが、芋焼酎は後回しにした方が良いでょう。

原料の風味を楽しむ乙類焼酎は、一般的にロックや水割り、お湯割りで飲むことが多いですね。
と言うのは、レモンやグレープフルーツなどを混ぜると、乙類焼酎本来の(麦焼酎なら麦の)香りが薄まってしまうし、割り材との相性が悪いとヘンな香りになってしまうから。
好みもあると思いますが、乙類の焼酎と香りがある割り材とのミックスは避けて欲しいです。

そうそう、スーパーなどでよく目にする『甲類乙類混和焼酎』という焼酎があります。
文字通り、甲類と乙類の焼酎を混ぜたものですが、ここでは無視して下さい。

5.焼酎の割り方(飲み方)

焼酎との割り方ですが、甲類焼酎は香りがほとんどないのでフルーツ系の割り材やジュース、お茶、ウーロン茶など、いろいろなものに合います。

乙類焼酎は上にも書いたように、ロックか水割りがおすすめです。
最初はロックより水割りが飲みやすいかと思います。
水で割る割合は、6(焼酎):4(水)が一般的ですね。
アルコール度数が35度の焼酎で、6:4で割ると21度ぐらいになります。
25度の焼酎で、6:4で割ると15度ぐらいになり、日本酒の度数に近くなります。
その辺は、お酒に強いかどうかと、好みにもよって変わってきますので、ご自分で調節して下さい。

僕は、初めに6:4ぐらいで割って、氷で薄まってくると焼酎を注ぎ足しながら飲むのが好きです。

焼酎を割って飲む時は、先に焼酎を入れて後から水を入れます。アルコールと水の比重の違いで、その方が後から注ぐ水がアルコールの中に沈んでいくようになり、混ざりやすくなります。

6.まとめ

  • 焼酎には、甲類と乙類があります。
  • 香りや味が付いた割り材(果実全般やカルピスとかコーラとかウーロン茶とか)で飲むのなら、甲類焼酎がおすすめです。
  • オヤジが好むように焼酎本来の原料、風味をそのまま楽しむのなら、乙類焼酎がおすすめです。(僕はこれをオススメしたい!)
  • 乙類焼酎の原料は、麦、米、芋、蕎麦、黒糖、栗、紫蘇などいろいろありますが、飲みやすいのは麦焼酎か米焼酎です。
  • 焼酎の割り方は、6(焼酎):4(水)が一般的です。

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